採用活動にSNSって必要?そんな質問に答えるべく今回調査したのが「就職活動・転職活動におけるSNSの活用について」。都内に住む20代のZ世代200人に就職活動と転職活動でのSNSの活用状況についてアンケートを取ってみました。
調査方法:インターネット調査(外部調査期間のモニター利用)
調査対象:20代男女200名(男性100名/女性100名)
居住地域:都内
Z世代は就職・転職活動中は、積極的にSNSを活用
20代のZ世代全体に就職活動・転職活動でのSNSの利用状況を聞いたところ、何らかの形でSNSを活用しているのは全体の40%程度でした。しかしながら、実際就職活動や転職活動を行っている現在進行形の求職者では、SNSの活用状況は80%にも上ります。利用頻度についても「常に活用」が11.5%から31.7%へと大きく上昇しており、就職活動・転職活動中はSNSによる情報収集が活発になっている状況がうかがえます。
おすすめやショート動画から志望企業になるのは50%
SNSでは利用者自身がフォローしている情報のみならず、SNS自体が持つアルゴリズムにより、利用者の視聴動向にあわせて「おすすめ」が表示されるケースがあります。「おススメ」による表示は、利用者自体の好みに合わせているためエンゲージメントが高く「ついつい見てしまう」という視聴行動を生み出します。
この質問では、SNSによる受動的な情報閲覧がどれだけ就職活動・転職活動において影響を及ぼしているかを尋ねています。就職活動・転職活動中のステータスにある場合、50%のユーザーがショート動画等での「おすすめ」から志望企業になった企業があると回答しています。
ショート動画の人気コンテンツは「業界あるあるや雑学・豆知識」
おすすめやショート動画でのエンゲージメントを稼ぎやすいコンテンツは「業界あるあるや雑学・豆知識」と20%が回答しています。これは就職・転職活動中の利用者においても18.3%が「ついつい見てしまう」と回答しており、「業界あるあるや雑学・豆知識」は検討中・求職中のいずれのステータスにおいてもコンスタントにリーチできるコンテンツであると言えそうです。
一方で就職活動中・転職活動中に絞った場合には、「待遇や福利厚生の紹介やPR」が大きく数値を伸ばしています(+11.5%)。また、「社員のスケジュール密着(+6.3%)」や「社員アンケートやクイズ(+9.7%)などが数値を伸ばしており、就職活動・転職活動段階の利用者には社風や人間関係がわかる動画として、社員が出演しているコンテンツは視聴がされやすい傾向が見て取れます。
発信してほしいのは「社員の働き方」「待遇・福利厚生」「企業情報・強み」
Z世代全体、就職活動・転職活動中の人それぞれから求められている情報は「社員の働き方/スケジュール(全体44.0%/求職者41.7%)」「待遇や福利厚生(全体34.5%/求職者26.7%)」「企業情報や強みなどの紹介(全体30.5%/求職者38.3%)」となっており、この3つのコンテンツは就職活動・転職活動の有無に関わらずニーズが高いショート動画と言えそうです。
また求職中の利用者には、「社長や幹部出演の面白動画(踊ってみた/ドッキリなど全般)(28.3%)」や「社員トーク(26.7%)」など、社風が分かる動画として社員が出演している動画全般に対するニーズは全体回答者に対して高い数値となっています。エンタメ的なコンテンツであっても求職の段階まで来ているZ世代利用者にとっては社風のわかる貴重な情報源として重要視されていることがうかがえます。
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