【動画からWEB素材を簡単生成】動画AIO/SEOツール

【動画からWEB素材を簡単生成】動画AIO/SEOツール

以前の記事で「動画にVideoObjectスキーマという名札をつける」と、AIや検索エンジンが動画の内容を把握しやすくなるというお話をしました。「では、その名札を実際にどうやって作るの?」という疑問が残ったままの方に向けて、今回はその答えとなるツールを紹介します。

Smarveeが公開した「Video AIO/SEOツール」は、動画ページに必要な素材を一画面で用意するためのブラウザツールです。専門知識もインストール作業も不要で、映像担当・広報・マーケ担当者が自分の手で作業を完結させることを想定して作られています。

前提となる2記事はこちらです。あわせてご覧ください。


動画ファイルはサーバーに送られない — ブラウザの中だけで処理される


アップロードしてもサーバーには動画は保存されない
動画ファイルはサーバーに送られない — ブラウザの中だけで処理される

最初にこのツールの大前提を押さえておきます。ドラッグ&ドロップした動画ファイルは、外部サーバーには一切送信されません。処理はすべてPC上のブラウザ内で完結するため、社内の未公開映像や機密性の高い素材でも安心して使えます。

容量制限もありません。2GBを超える動画でも、使用しているPCのスペックが許す限り読み込めます。

使い方はシンプルです。ツールを開いて、画面中央のエリアに動画ファイルをドラッグ&ドロップするだけ。読み込みが完了すると、右側のパネルに4つの機能が使えるようになります。


サムネイル用の静止画を動画から直接切り取る


サムネイル用の静止画を動画から直接切り取る(Still Capture / Auto Capture)
再生しながらキャプチャーする機能とオート機能を両方完備


スペースキー1回で狙ったシーンを保存する

動画のサムネイル画像を用意するとき、画面収録ソフトや動画編集アプリを立ち上げていないでしょうか。このツールでは、動画を再生しながら見せたいシーンでスペースキーを押すだけで静止画が保存されます。

保存形式はWebP・JPEG・PNGから選択可能です。解像度も「元サイズ」「1/2サイズ」「1280×720(HD)」「1920×1080(フルHD)」「手動入力」から選べます。切り取った画像は画面下のギャラリーに追加され、ダウンロードボタンですぐ保存できます。


シーン変化を自動検知して代表フレームを一括抽出する

「10分の動画から10枚の代表カットを選びたい」というケースには、Auto Capture(オートキャプチャ)が便利です。動画全体をスキャンして、映像の変化量が大きいタイミング(シーンチェンジ、人物の動き、テロップの切り替えなど)を自動で検出し、指定した枚数分の静止画を抽出します。

変化量は「大・中・小」から選択できます。インタビュー形式でカット割りが多い動画は「大」、カメラ固定で映像の変化が少ない動画は「小」を選ぶと精度が上がります。また、時間等分での抽出も可能です。


動画の「見せどころ」を軽量ファイルで切り出す。音声ありでも出力できる(WebM生成)


動画の「見せどころ」を軽量ファイルで切り出す。音声ありでも出力できる(WebM生成)
Webに動画をアップするときに便利なWebm抽出

サービス紹介ページのファーストビューや、製品ページのビジュアルに、YouTubeの埋め込みではなく自動再生のループ動画を使いたいケースがあります。また、PowerPointやKeynoteなどのプレゼン資料に動画を埋め込む際、元の動画ファイルが重すぎてデータが膨らんでしまうことがあります。そうしたときに使えるのがWebM形式への変換です。

このツールでは、読み込んだ動画の任意の位置から3〜15秒(最大は動画全編)を切り出して、軽量なWebMファイルとして出力できます。ビットレート(映像の情報量)は400kbps〜10Mbpsまで選択可能で、Web掲載用途であれば400kbps〜1Mbps程度が目安です。


音声付きのまま軽量化もできる

WebM生成には「音声あり」モードもあります。「無音(デフォルト)」と「動画の音声を入れる」を切り替えるだけで、元動画のナレーションや効果音を含んだまま出力できます。

例えば、1GB近くある解説動画をプレゼン資料に埋め込むとき、冒頭の要点部分だけを音声つき・低ビットレートのWebMに変換すれば、資料のファイルサイズを大幅に抑えながらナレーションの内容はそのまま残せます。社内のプレゼンや提案資料での活用が想定されるシーンです。

音声ありで出力したファイルはファイル名の末尾に「_wAudio」が自動でつくので、無音版と混在しても判別できます。ひとつ注意点として、音声ありモードは録画中にブラウザから動画の音が鳴ります。周囲の環境に合わせて使用してください。

WebM生成は「動画をリアルタイムで録画する」仕組みのため、5秒のWebMを作るには5秒待つ必要があります。短い尺で複数パターンを試しながら調整するのが現実的な使い方です。


VideoObjectスキーマをコピペ一発で生成する(Schema生成)


VideoObjectスキーマをコピペ一発で生成する(Schema生成)
これで動画AIO/SEOもばっちり!

このツールの核となる機能です。前述の記事でVideoObjectスキーマに必要な情報として「タイトル・説明・サムネイルURL・公開日・再生時間」の5項目を挙げましたが、このパネルにそれらを入力すると、構造化データ(JSON-LDと呼ばれる記述形式)が自動で生成されます。


VideoObject Schemaパネルのスクリーンショット
CLIP抽出もサムネイル抽出画像を見ながら可能!開始時間も自動抽出!

動画を読み込んだ時点で再生時間は自動入力されます。サムネイルURLは、Still Captureで保存してサーバーにアップロードしたURLを貼り付けます。「コピー」ボタンを押せばコードがクリップボードに入るので、WordPressのカスタムHTMLブロックなどにそのまま貼り付けできます。


キャプチャ画像からClipハイライトを視覚的に作成する

前の記事でVideoObjectスキーマに「Clip(クリップ)」という追加設定があると触れました。動画の特定の時間帯に「ここから何が始まる」と名前と説明をつける機能です。Clipが設定されていると、AIや検索エンジンは動画の全編を再生しなくても「どの時間帯に何があるか」を把握できるようになります。

このツールでは、Clipを視覚的な操作で作成できます。手順は次の通りです。

  • 右パネルの「ページURL」欄に、動画が掲載されているページのURLを入力する
  • 動画を再生しながら、Clip化したいシーンでスペースキーを押してキャプチャする
  • ギャラリーに追加された画像の「Clip作成」ボタンをクリックする
  • タイトル・説明・開始時間(秒)を入力して保存する

保存するたびにClipがリストに追加され、スキーマのコードにも自動反映されます。Clipを複数登録するほど、動画の「目次」として機能する情報量が増えます。「0:00〜0:30 サービス概要」「0:30〜1:15 導入事例」のように主要なシーンをひと通り登録しておくと、AI検索に対して動画の構造をより明確に伝えられます。

このツール自体もAIとの対話(バイブコーディング)を活用して開発されています。開発の経緯に関心のある方は、以下の記事もあわせてどうぞ。

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smarvee.com


スキーマ・サムネイル・Clipが揃うと、動画ページは「AI検索に読まれる状態」になる

VideoObjectスキーマ、サムネイル画像、Clipハイライトの3点が揃ったとき、動画ページはAI検索エンジンが「内容を要約できる状態」に近づきます。どれか1つでも欠けていると、動画そのものの内容がどれだけ充実していても、AI側からは「情報の薄いページ」として扱われかねません。

サムネイル画像のデザインや動画のビジュアル素材作成には、こちらのツールもあわせてご活用ください。

Video AIO/SEOツールを開いて動画を読み込む

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