Google Playへの動画掲載に関しての調査
アプリをダウンロードしてもらうための手段の一つとして、動画によるプロモーションに取り組んでいる方も多いのではないでしょうか。過去にApp Storeへの動画掲載率について記事を掲載しましたが、今回はGoogle Playの動画掲載率を調査してみました。
調査の概要
10月1日時点で人気のあるアプリやピックアップされているアプリを中心に以下カテゴリについて調査しました。
【調査日】
2015年10月1日
【調査アプリ数】152
内訳:
・今週のおすすめアプリ 9アプリ
・今週のおすすめゲーム 26アプリ
・人気のゲーム 40アプリ
・Googleが作ったアプリ 16アプリ
・仕事効率化アプリ 28アプリ
・無料トップニュース&雑誌 18アプリ
・人気の健康&フィットネスアプリ 15アプリ
動画の掲載率について
調査対象の152アプリのうち動画が掲載されていたアプリは64%と、半数以上で動画が掲載されていることがわかりました。
■動画有無(n=152)
カテゴリ別にみると、ゲーム関係が動画有比率が高く、ニュース関係が低い結果となりました。
掲載されている動画の長さについて
掲載されている動画の長さは、2分以下のものが90%以上で、もっともボリュームがあった長さが30秒から1分でした。
■平均動画尺(n=97)
カテゴリ別に動画の長さを見てみると、ビジネス系アプリは動画尺が長い傾向が見られます。
その他アプリは30秒~2分の間の動画が多くなっています。
■カテゴリ別平均動画尺(n=97)
動画の有無と評価点との関係
動画があるアプリの方が評価点が高いという結果となりました。
■動画有無別平均評価点(n=152)
カテゴリ別では、動画があることによって評価点が高いカテゴリの方が多いですが、書籍&文献など一部のカテゴリでは動画がない方が評価が高くなっています。
動画の有無とインストール数の関係
インストール数と動画掲載有無の関係については、インストール数が極端に多いか、極端に少ないアプリに動画が掲載されている比率が高いことがわかります。
ただし、インストール数が少ないアプリについては、リリースして間もない可能性が高い点を考慮したほうがいいでしょう。
■インストール数別動画有無比率(n=152)
動画掲載率は64%、動画があると高評価につながりやすい!?
今回の調査では、評価やダウンロード数と動画有無との相関についてはこのデータだけでは読み取れませんでしたが、アプリの半数以上に動画が掲載されており、掲載されている動画の長さは30秒~1分が多いことが分かりました。
これからアプリ動画の制作を考えている方は是非参考にしてください。