アニメーション動画制作ならスマービー

そこで、Vision 2020は、中期計画を包含する上位概念と位置づけて、BPR（ビジネスプロセス・リエンジニアリング）型の社員側からすると負の部分を無くすといったネガティブな方向性のメッセージではなく、本来あるべき会社の成長する方向を描き、それに近づいていこうというメッセージを方針として伝えたいと考えました。

社員からは、「業績は安定して伸びているものの目の前にある数字に追われて会社の目指す方向性が分かりにくい」、「自分の成長する姿が描きにくい」、「もっと新しいことにチャレンジしたい」といった意見が出ていました。

中期計画は、テキストで社内公開していましたが、どれほどの社員が読んでいるかも分からなかったですし、テキストだけだと感情や表情とか真剣度合いといった経営者側からの温度感が伝わりにくいという課題がありました。また、日々変わっていく経営環境の中で、現状の延長線上では会社は成長していかないのではないかという危機感もありました。

弊社では、3年単位の中期計画を策定していましたが、大きな変化を繰り返す中で自社のアイデンティティが分かりにくくなったという声も聞こえてくるようになりました。

１．限られた時間と予算の中で実現できそうであったこと

本来は、いくつかの会社にお声がけしてお話を聞いて決めるべきなのですが、Vision 2020で掲げる「ビジョン」や「目指す姿」が2015年の10月に策定でき、年内から年明けには全社員向けにメッセージを伝えたいと考えていましたので、本当に時間がありませんでした。また、残念ながら予算も限られたものでした。

そんな折に、スマービーからは、スピーディーかつ効率的に進めるためのご提案や、具体的なイメージを掴むために参考となるような新人採用や会社案内の動画をご紹介いただきました。

弊社の現状を踏まえ、これらの具体的提案ができるスマービーなら、私たちが想い描いているようなメッセージを限られた時間と予算の中で作ってくれそうだと感じました。

２．プロジェクトのメンバーとして一緒に作り上げられるのではないかと確信できたこと

スマービーにお願いして良かったと思うところは、制作にあたって納得がいくまで話し合いができたことです。弊社側のメンバーも、想い入れが強いので動画制作には詳しくないにもかかわらず、色々と細かい要望をお願いしました。

幕張で開催されたWeb&モバイル マーケティングEXPOに出展することが決まったこときっかけです。近年のITやマーケティング系の展示会では、ほとんどのブースで展示用にディスプレイモニターを使用しています。

さらにモニターを使用しているブースの大半でプロモーション動画を流しています。つまり展示会にブースを出すということは、プロモーション動画が必須になってきています。そこで、プロモーション動画の制作を検討するために３、４社ほど動画制作ができる会社を調べて連絡をとりました。

１．動画のクオリティが高いこと

スマービーを選んだひとつの理由は、動画のクオリティです。特にアニメーションの動きがやわらかくスムーズなことです。すごく細かいところに気配りができていると思いました。

展示会場のブースでは、数々あるブースの中からディスプレイモニターを見て立ち止まってもらう必要があります。特に私たちのような形のないサービスの場合、一瞬でわかるように動画で印象づける必要があります。

会場を歩いているお客様に「何か動いている、気になる」と興味を持ってもらい、短い時間で確実に商品の良さを伝える事ができる、テレビCMというよりも看板にイメージが近いものを求めていました。そのためには、映像の明るさ、動画の細かい動き方、全体の流れといったことが重要で、その点、スマービーの豊富な動画の制作事例を見た際にアニメーションの動きやタイミングなどが非常にスムーズで事前イメージしていたものが実現できそうだと感じました。

２．品質管理がしっかりしていること

スマービーを選んだ二番目の理由は、品質管理がしっかりしていることです。弊社は、今回、動画制作を依頼するのが初めてのことなので、品質管理をしっかりやってもらいたいと思いました。台本の作り方も知りませんし、仮に台本を作ることができても、それが動画になった時に意図しているものになるかどうかもわかりません。「作ってもらったけど、何か違うよね」ということは避けたいと思いました。

依頼する側としては、展示会でこういうことを実現したい、こういう効果を出したいといった要望を営業や企画の方に伝えることで、限られた予算の中で最大の効果が出せるようにストーリーを考えてくれて、動画のクオリティを担保して、それを制作してもらえる会社に依頼したいのです。当然のことながら、制作の人との間に立ってくれる営業や企画の人のスキルが高くないと依頼する側の意図が伝わりません。

動画制作サービスを選ぶポイントは、経験が豊富であるかどうかです。結局は、人を動かさなければいけないので、こういった見せ方をすると人が食いついてくるとか、これをやったらこれだけの人を集めた、反響があったといった経験があるかどうかですね。

こういう動画を作りたいけど似たようなものを作った経験がありますか、展示会に出展する企業の動画を作ったことがありますか、といった質問を重ねていくとことで、それまでに制作してきた過去の経験や実績がたくさん出てくるようであれば、自社の要望もかなえてくれるだろうという判断ができるわけです。

もうひとつは、その会社、依頼した人が信頼できるかどうかです。この業界は、専門学校を出た人が会社を作って仕事を始めることができるのです。なかには、いい加減な会社もありますので、仕事をお願いして最後までやりきってくれる力があるのかないのか、極端に言えば、そういうところから見極めていかなければなりません。

動画のコンテンツで使った素材と営業ツールで使用した素材が同じものを使っているので、展示会の後で名刺を交換したお客様へ電話を差し上げたところ「あの動画の会社だね」と言って商談がスムーズに進みました。マックス・クリエーションは、2012年に設立した新しい会社なので会社名と商品やサービスを認識してもらう上で非常に効果があったと思います。

もうひとつは、ホームページ上での動画を公開したところ、従来に比べてページ滞在時間がおよそ1.5倍になりました。一般的には、企業のWEBサイトで動画コンテンツを掲載した場合、ページ滞在時間の1.5倍くらいですので、こちらは、予想した効果が出ていると思います。

我々のメンバーの中に、過去に御社と一緒に仕事をしたスタッフがいまして、彼から御社についての実績や評判を聞いていました。

スマービーにお願いして良かった点は、ストーリーというかプロセスが明確になっていて、最初に何をやって、ラフを起こして、それらをどのタイミングで、というスケジューリングがちゃんとなされていたので、そこが安心できました。